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お知らせ

「掃除機」吸引力だけでは測れないその実力

掃除機の歴史は意外に古く、アメリカやイギリスでは20世紀初頭から販売されていたそうですが
全世界的に本格的に普及し始めたのは、第二次世界大戦後。1950年代ごろのことです。

家庭内でのカーペットの使用率が高く、掃除が大変な欧米から普及し始めて
戦後の高度経済成長にともなって、日本でも「一家に一台」という存在になりましたね。


現在は、小型の自動車用掃除機や布団専用の掃除機など
用途や機能別にもさまざまな種類のものが登場していて活用シーンは広がり続けています。

このように、100年近く使われ続けている電気掃除機ですが
その基本的な原理は今でも変わっていません。
モーターなどで強い空気の流れを起こし
その空気と一緒にゴミやチリを吸い込んだうえで分離して溜め込んでいく仕組みです。


しかし、吸引力、ゴミ・チリを空気から分離する方法は画期的に進化していて
最近の掃除機は、これがすごいのです。

一般に使われているのは、モーター回転によって空気の流れを生み出し
強い空気の流れを継続的に生み出すので、空気の圧力が下がることから「真空掃除機」とも呼ばれています。

ご存知の方も多いのではないでしょうか?


また、初期の掃除機は、分離するのに「布袋」(紙パック)を使っていました。
空気が布袋を通り抜けるときに。布目を通れないゴミが袋の中に残る仕組みで
この分離法では、布目よりも小さなホコリやダニ、カビの胞子などが
すり抜けてしまうことがあり、改良されてフィルターと組み合わせても
まだまだ、今の性能には遠く及びませんでした。


そこで登場したのが、今日の掃除機の人気の座を誇る「サイクロン式」です。
サイクロン式は、紙パックを使わないので
吸い込んだ空気は強さが保たれたまま遠心力でごみを分離していきます。
常に強い状態を維持しやすくなっていることが大きな特徴ですし
紙パックを使わないことで「エコ」な印象を持たれ、近年の機種では
多くのメーカーがサイクロン式を採用しています。

どちらを買うか迷った際には
「捨てるごみをみたいか見たくないか」
「掃除する場所は、粉塵が多いかどうか」
を基準にしてみてはいかがでしょうか?

 

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